大学院入学を考えている皆様へ

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最新の研究に加わってみませんか。

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科長 佐野輝

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科は、平成15年4月に大学院医学研究科と大学院歯学研究科を統合して設置されました。医学と歯学の連携のもとに、疾病予防と先端医療を目的とした2専攻(健康科学専攻、先進治療科学専攻)の中、プロジェクト講座(国際島嶼医療学講座、再生・移植医療学講座)と連携講座(宇宙環境医学講座)を含む14講座が編成されました。その後、連携講座として平成21年に先端医療学講座、平成23年に長寿口腔科学講座が加わり、プロジェクト講座として平成24年には臨床腫瘍学講座が加わりました。さらに、平成28年に連携講座として地域医療創生医学講座が加わり、現在に至っています。平成16年には、修士課程として医科学専攻が設置され、同年に附属施設として附属難治ウイルス病態制御研究センターが、その後、離島へき地医療人育成センターをはじめとした5つの研究センターが附設されてきました。

この間、研究科としては研究設備の充実はもとより、社会の変化に対応し、また院生の皆様のニーズに対応すべく専攻の見直し、新たなコースの設定、新たな連携講座の設置、遠方からの受講可能な e-learning の充実、奨学制度の検討などを行ってきました。平成25年度からは「若手研究者の研究支援」のための新たな奨学制度もスタートしています。

本研究科には70を超える研究分野があり、各々の分野で日夜先端的な研究が行われています。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科ホームページには各研究分野の教授からの講座紹介があります。是非ご覧ください。必ず皆様の興味を引く分野があるはずです。

医学・歯学の発展の基礎を支えるのは、まさに研究です。皆様も大学院医歯学総合研究科に入学し、最新の医学・歯学を学び、最新の技術を身につけ、医学・歯学発展の一翼を担ってみませんか。医歯学総合研究科はあなたを待っています。

健康科学専攻(博士課程)

健康科学専攻(博士課程)

人間環境学講座 衛生学・健康増進医学分野 教授 堀内正久

衛生学・健康増進医学分野では健康保持増進、疾病予防を目指した研究を行っています。健康には、宿主要因(個々人の要因)、環境要因、生活習慣が大きな影響を及ぼします。これらがどんな影響を及ぼすのか、宿主はどのように応答するのか、どうすれば健康を増進し疾病を予防できるのかを実験的に明らかにすべく研究に取り組んでいます。具体的な内容については衛生学・健康増進医学分野のHP(http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/%7Eeisei001/)をご覧下さい。多面的に物事を捉え、考え、実践する、好奇心と向上心旺盛な人材を期待しています。

健康科学専攻(博士課程)

人間環境学講座 消化器疾患・生活習慣病学分野 教授 井戸章雄

当研究分野では、ウイルス肝炎、肝癌、非アルコール性脂肪性肝疾患、炎症性腸疾患などの消化器疾患、IgA 腎症などの腎疾患の病態解明や新規治療法の開発を目指して、分子生物学的手法に加えてゲノミクス、プロテオミクスの最新の手法を用いて研究をおこなっています。すでにこれらの疾患の新規バイオマーカーを見出し、その臨床的有用性を明らかにしました。また、私たちが発見した HGF の臨床応用や、機能性食品の探索と臨床応用などの研究もおこなっています。

健康科学専攻(博士課程)

人間環境学講座 糖尿病・内分泌内科学分野 教授 西尾善彦

健康科学専攻(博士課程)

人間環境学講座 疫学・予防医学分野 教授 秋葉澄伯

私たちの主な研究テーマは、世界各国との共同研究によるEBウイルス関連胃癌、HPV関連がん、成人T細胞白血病(ATL)等の研究、インドでの喫煙関連癌の疫学、日本・パキスタンでの乳癌などの研究、放射線(電離放射線被ばく、低周波の電磁場への被ばく、携帯電話の使用)の健康影響に関する研究、水銀など重金属の健康影響、鹿児島県と協力して実施しているがん・循環器疾患の疫学的調査や医療・福祉に関する調査などです。

世界各国から来日した留学生が一緒に研究をしており、これまでにコロンビア、パキスタン、中国などからの留学生5名と2名の日本人学生が博士号を取得しました。またこの他に、4名の日本人学生が修士号を取得しております。
現在は、パキスタンから2名、コロンビアから1名、ヴェトナムから1名の留学生と日本人の学生2名、計6名が博士号の取得を目指して勉強しています。

健康科学専攻(博士課程)

人間環境学講座 医療システム情報学分野 教授 熊本一朗

医療システム情報学では、医療情報学 を中心に臨床疫学、情報ネットワーク、病院情報システムなどの応用研究を行っています。とくに、病院のデータウェアハウスを活用した医療制度DPCの効果分析、遠隔医療システムを活用した地域医療ネットワークの構築などを行っています。多くは実務的な応用研究が目指しており、医療の臨床現場の問題解決に寄与する医療システムを情報学の立場で研究している分野です。

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 法医学分野 教授 小片守

法医学分野では、法医病理学、法医遺伝学、法中毒学の研究者が揃っており、互いに協力しながら頭部外傷に基づく軸索損傷、DNA多型、覚せい剤分析などの研究を進めています。最近ではさらに、免疫組織化学に加えてRNA解析など新しい手法を駆使して、虐待が身体諸臓器に及ぼす影響についての研究も進めています。国際雑誌の優秀論文賞を受賞するなど、当分野の業績は広く認められております。熱意のある大学院生の参加を待っています。

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 精神機能病学分野 教授 佐野輝

当研究分野では、精神神経医学の生物学的側面からと心理社会医学的側面からの研究を幅広く行っております。生物学的には、分子遺伝・生物学的に精神神経疾患の分子的な理解を深めるべく、遺伝子、RNA、蛋白質、細胞、遺伝子改変モデルマウスの各レベルで研究しています。ヒトを対象とした機能画像的研究も行っています。心理社会医学的には、神経心理学、司法精神医学、精神病理学など多彩な領域で積極的な活動を行っています。「心」、「脳」を研究したい方、精神神経疾患の理解と治療を進展させたい方、是非一緒に研究を推進いたしましょう。

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 心身内科学分野 教授 乾明夫

鹿児島大学大学院心身内科学分野(鹿児島大学病院心身医療科)は、臨床的には 全人医療を内科領域で実践する科です。大学院では、農学、薬学、理工学など他の生命科学領域や、臨床心理士、管理栄養士、外国からの留学生など、幅広く受け入れ、心身相関のメカニズムについて、チーム医療を中心とした総合的治療法の観点をふまえ、分子生物学から行動医学に至る研究を展開しています。
近未来の心身医学を共に作り上げてゆくべく、医学を問わず、興味と熱意ある 研究者・研修医・コメディカルなど、広く求めています。

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 心身歯科学分野 教授(選考中)

 

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 医歯学教育学分野 教授 田川まさみ

 

健康科学専攻(博士課程)

社会・行動医学講座 歯科医学教育実践学分野 教授 田口則宏

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 微生物学分野 教授 西順一郎

私たちは、臨床で重要な病原細菌について基礎的に検討し、それを臨床に還元することを目的にしています。特に下痢原性大腸菌の病原因子、MRSAの分子疫学、薬剤耐性菌、さらにネコひっかき病の原因菌であるバルトネラ・ヘンセレの病態機序の研究やL型菌という特有な細菌の微細構造と機能についても幅広く研究を進めています。

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 免疫学分野 教授 原博満

免疫系は感染微生物などのいわゆる“非自己”と、細胞死を伴う組織破壊によって現れる“変性自己”の両方を異物として認識し、この識別制御は、感染症、アレルギー、自己免疫疾患のみならず、糖尿病、動脈硬化、ガン、疼痛、アルツハイマー病などの病態形成にも深く関与していることが明らかになってきています。免疫系による異物の認識は様々なセンサー受容体を介してなされ、免疫細胞がこれらの受容体によって異物を認識すると、その信号(シグナル)が細胞内に伝達されて、免疫応答に関わる遺伝子の発現が誘導され免疫応答が引き起こされます。免疫学研究室では、免疫細胞が発現する異物センサーとその細胞内シグナルの研究を分子レベルから遺伝子改変マウスを駆使した個体レベルに至るまで精力的に行っております。免疫活性化の新しい仕組みの発見に共に取り組む仲間を募集します。大学院でのトレーニングにより自立した研究者の育成を目指します。

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 抗ウイルス化学療法研究分野 教授 馬場昌範

当研究分野では、ヒトレトロウイルスおよびC型肝炎ウイルスを中心に、治療薬やワクチンの開発を目指した、以下の内容に関する基礎研究を行っています。

  1. 新規抗エイズ薬に関する研究
  2. レトロウイルス感染による中枢神経障害に関する研究
  3. ナノ粒子ワクチンに関する研究
  4. 成人T細胞白血病に対する治療法の開発研究
  5. 抗C型肝炎ウイルス薬に関する研究

やる気のある方は、ご連絡下さい。

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 分子ウイルス感染研究分野 教授 池田正徳

HIV、ATL、臓器移植等々で抵抗力の低下した患者での日和見感染症および妊娠中の初感染で胎内感染をおこすサイトメガロウイルス(HCMV)の、診断、治療、薬剤耐性等々の臨床ウイルス学的研究を行っている。また、EBVウイルスの分子生物学的解析、EBV関連疾患の病理組織化学的および疫学的研究を行っている。さらに、アフリカの伝統医薬の抗ATL活性の解析を行っている。

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 分子病理病態研究分野 教授 (選考中)

ヒトレトロウイルスが引き起こす神経疾患であるHTLV-1 関連脊髄症(HAM)とエイズ脳症、その他の難治性神経疾患について、臨床に根ざした研究をモットーに、患者試料や動物モデルをもちいて発症病態の解明、治療法の開発をめざした研究を行っています。病理組織学や免疫学、細胞生物学、分子生物学の手法を使った研究が主体ですが、必要があれば方法は問いません。積極的に国際共同研究をすすめており、留学生や外国人研究者が集うインターナショナルな雰囲気の研究室です。

健康科学専攻(博士課程)

感染防御学講座 血液・免疫疾患研究分野 教授 石塚賢治

 

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 医化学分野 教授 岸田昭世

医化学分野では各種のヒト疾患に関わるシグナル伝達を主な研究テーマにあげています。具体的には、分子生物学、細胞生物学、生化学の手法をもちいて、細胞の生死や分化、細胞運動といった現象を扱います。これらの基本的生命現象の異常に伴う細胞のがん化や神経疾患の発症と関わるシグナル伝達に関わる新規分子の検索や機構の解明を目指しています 。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 生殖病態生理学分野 教授 小林 裕明

当研究分野では、女性のライフサイクルといろいろな疾患について様々な角度から基礎的、臨床的研究を行っております。私達の分野は多岐にわたり、生殖内分泌、婦人科腫瘍学、中高年医学、女性ホルモン欠落と老化現象の機序の解明の研究を行っております。特に骨塩量に影響する多様な因子の解析についての研究を行っております。最近では周産期医学にも力を入れています。国際学会にいくらでも行けますよ。皆さん、生殖病態生理学に入学し、一緒に研究しましょう。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 小児外科学分野 教授 家入里志

小児外科学の使命は、病気や怪我の子供たちにより良い未来を提供することです。特に、消化管閉鎖、胆道閉鎖、腹壁欠損、横隔膜ヘルニアなどの生まれつき臓器や機能を欠損した子供たちに機能を賦与するための研究を行っています。消化管機能障害では、鎖肛や Hirschsprung 病にたいする大腸肛門機能の改善、胆道閉鎖や短腸症候群では、新しい代謝・栄養管理方法や手術方法の開発、新生児壊死性腸炎や腸管穿孔の病態解明に取り組んでいます。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 小児科学分野 教授 河野嘉文

小児科学分野では臨床に直結する研究の遂行を目指し、小児領域の感染症学、血液腫瘍学、循環器学、膠原病学、内分泌学、腎臓病学、神経学などの分野に関する研究を行っています。小児期の難治性疾患はすべてが希少疾患に分類され、世界的にも病因の解明や治療法の開発に研究余地が残されています。したがって大規模な組織でなくても独自の情報を発信できる機会があります。鹿児島から世界の子ども達のための情報発信に参加しませんか。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 口腔生化学分野 教授 松口徹也

ゲノム計画の進展によって、あらゆる生命現象の解明が分子レベルで進み、かつては原因不明であった難病の多くも、今やその原因遺伝子が特定されつつあります。私達は、免疫と細胞分化を研究の中心として、社会問題となりつつあるアレルギー、膠原病、骨粗鬆症などの画期的治療につながる基礎研究を積極的に進めています。分子・細胞生物学の技法、遺伝子改変動物を使った実験技術などを学びたい方、免疫療法や再生医療などに興味のある方など、やる気のある大学院生を広く募集します。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 口腔微生物学分野 教授 小松澤均

当研究分野では(1)う蝕・歯周病原因菌の病原性因子に関する研究、(2)院内感染菌の薬剤耐性機序および病原性因子発現機構に関する研究、(3)先天性免疫機構の1つである抗菌性ペプチドに関する研究を行っています。いずれの研究においても遺伝学的/分子生物学的手法を用いて研究を行っており、得られた成果が医歯学領域の学問向上や臨床応用に結びつくことを期待しております。細菌に興味のある方、ぜひ一緒に研究をしましょう。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 予防歯科学分野 教授 於保孝彦

当分野では人々の口腔保健の向上を目指して様々な研究を進めています。近年、口腔の健康と全身の健康の関係を裏付けるデータが報告されはじめ、予防歯科学分野の研究も常に全身の健康を念頭に置いたものが主体となってきました。基礎研究、臨床研究、疫学研究など様々な手法を用いて、人々の健康に寄与する予防歯科の研究を行ってみませんか。少しでも興味のある方は、どうぞ気楽に研究室へお越し下さい。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 歯科矯正学分野 教授 宮脇正一

当分野では、高度な専門知識・技術・技能を有し、国際的に活躍できる矯正歯科医、研究者および教育者を育成するためのコースを提供しています。そのコースの中に、大学院博士課程が含まれ、最新のメソッドを用いた教育、グループ研究ならびにマンツーマンで行う矯正臨床研修により、3~4年で学位を、5年で日本矯正歯科学会認定医を取得して頂いております。また、毎年3~4名の入局試験合格者に対して大学院への入学を許可しており、通常、奨学金等の経済的サポートを受けながら、臨床や研究等に励んでもらっております。将来、矯正歯科臨床に携わりたい諸君は、是非この博士課程を検討してみて下さい。

健康科学専攻(博士課程)

発生発達成育学講座 小児歯科学分野 教授 山崎要一

当分野では、小児歯科専門医を目指した臨床研修を積みながら、学位研究を遂行 することを基本としています。研究内容は、小児期の咬合・咀嚼・嚥下・呼吸など、 顎顔面部の形態と機能の解析を主体として、乳幼児や障害児・者の歯科医療に関する研究も行っています。2008年度の研究成果は、小児歯科学会、矯正歯科学会、歯科理工学会、国際歯科研究学会(IADR)等で高い評価を戴くことができました。

健康科学専攻(博士課程)

国際島嶼医療学(プロジェクト講座)国際離島医療学分野 教授 嶽崎俊郎

国際島嶼医療学講座では、離島における生活習慣予防や長寿に関する研究として、あまみ5島で住民を対象にした分子疫学研究を展開しています。これまでに5,000例のベースライン調査が完了し、追跡調査を開始しています。具体的な研究内容は離島フィールド調査や実験室での遺伝子多型の解析、疫学的データのPCでの解析が中心になります。他に、タラソテラピーなど離島の特性を生かした健康増進の効果評価や、大腸がん検診の効果評価、離島医療に関する調査なども行っています。

健康科学専攻(博士課程)

国際島嶼医療学(プロジェクト講座)地域医療学分野 教授 大脇哲洋

 

健康科学専攻(博士課程)

(連携講座)宇宙環境医学講座 教授(兼任)馬嶋秀行

平成15年に本研究科が発足すると同時に、世界唯一の宇宙環境医学講座が立ち上がりました。本講座は宇宙航空研究開発機構(宇宙機構:JAXA)との連携講座であり、JAXA から2名の客員教授および1名の客員助教授が来鹿して講義を行い、また、研究科内からは、循環器・呼吸器・代謝内科学分野 鄭忠和教授、血管代謝病態解析学分野 丸山征郎教授、整形外科学分野 小宮節郎教授と私顎顔面放射線学 文谷馬嶋秀行が兼任として活動しています。研究としては2010年に、「宇宙放射線と微小重力の哺乳類細胞への影響(Neuro Rad;(http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/))の課題にてヒト神経細胞が国際宇宙ステーションにて搭載実験を行う計画となっており、また、JAXA との共同研究として「長期宇宙滞在宇宙飛行士の毛髪分析による医学生物学的影響に関する研究」を行う予定となっています。宇宙基地は我が国では鹿児島県のみにあります。是非一緒に宇宙ライフサイエンス研究を行いましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 形態科学分野 教授 柴田昌宏

医学生時代に「脊椎動物‐‐その本質的特徴は、体全体が神経系のまわりに配置されていることである。このことによって、自己意識などへの進化の可能性があたえられる」との言葉に接し、脳の構造と機能とに強い興味を覚えました。その後、脳がどのような細胞で作られているのか、どのような化学物質が働いているのか、どのような情報伝達経路が存在するのか、などについて実験動物を使って研究をすすめています。

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 神経筋生理学分野 教授 亀山正樹

当研究分野では、院生が将来、研究者や先進的医師となり活躍することを考えて、専門知識、論文読解、実験技術、論文作成、コンピューター活用などの研究能力を身につけるとともに、科学的な感性を養うことを目標としています。当研究室では、神経・筋、特にイオンチャネルの生理学・分子生物学・病態生理学という、基礎的な研究を行っていますので、医学系の学生のみならず、理・農・工・薬学部の出身者も興味を持って研究が出来ると考えます。

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 神経内科・老年病学分野 教授 髙嶋博

当研究分野では、脊髄小脳変性症、遺伝性ニューロパチー、筋疾患・神経原性筋萎縮症、HAMなど地域の病気の病態を明らかにし、治療に結びつける目的で研究を行っています。当教室は、歴史が古く、臨床的にも研究的にも蓄積があり、遺伝子・ゲノム解析、免疫学的アプローチ、組織科学的な実験など、様々な手法を用いての研究が可能です。共に研究する方をお待ちいたしております。 

ホームページアドレス
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~intmed3/

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 脳神経外科学分野 教授 有田和徳

当研究分野では、脳腫瘍や脳血管障害、脳機能などに関する研究ができます。
脳腫瘍の病態、診断、治療に関する研究では、通常の培養細胞系の材料から、 臨床由来の資料まで広い範囲での研究ができるような態勢を整えています。脳 虚血における耐性や酸化ストレスに関する研究、脳機能に迫る電気生理学的研 究も可能です。また、大学院生の自主的な研究プランも認め、フレキシブルな テーマ選択が可能です。是非私達と共に研究しましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 歯科機能形態学分野 教授 後藤哲哉

当研究室は、神経系(とくに脳)の歯科領域における役割を研究しています。感覚分野では、味覚の脳神経回路解析から味覚の学習・記憶などとの関係を、また、運動面としては、頭部顔面部の筋支配運動神経細胞の脳内配列などから、その分布様式の意義などを究明しています。その他、スンクス(食虫類)の歯胚発生の遺伝子解析によりエナメル質・象牙質形成、歯列形成、および歯の発生の分子メカニズムを研究しています。

先進治療科学専攻(博士課程)

神経病学講座 解剖法歯学分野 教授 田松裕一

我々の研究分野では心臓の血管形態、頚部から腹部にかけてのリンパ管系の形態(特にセンチュネルリンパに関する問題)、及び脳神経の末梢部での分布形態などを肉眼解剖学的手法を用いて研究を行なっているが各自が興味を持っている領域があればその事についての研究も可能である。

先進治療科学専攻(博士課程)

感覚器病学講座 眼科学分野 教授 坂本泰二

当講座では、視覚に関する基礎的・臨床的研究を行っています。網膜アポトーシス、眼内微小環境、血管新生について、新概念interventional biologyに基づいた研究を行い、多くの受賞、研究費獲得をしています。国外共同研究(南カリフォルニア大、英国モアフィールド病院、留学など)も常に行い、企業との共同研究(硝子体可視化剤、眼内超音波プローブ、NSAID薬など)、臨床応用可能な研究も活発です。

先進治療科学専攻(博士課程)

感覚器病学講座 皮膚科学分野 教授 金蔵拓郎

皮膚は外界に接する最大の臓器です。外来刺激に対する免疫機構、外来刺激による発癌は重要な研究対象です。また皮膚科は臨床科ですから治療も大切な研究テーマです。皮膚科学分野では、皮膚の免疫能、外来刺激特に紫外線に対する防御機構、癌の発生・浸潤・転移・薬剤耐性に関わる分子の解析、癌・難治性免疫疾患の新規治療や皮膚感染対策などについて、分子細胞生物学、組織学、電顕形態学などの技術を駆使して研究を推進しています。

先進治療科学専攻(博士課程)

感覚器病学講座 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 教授 黒野祐一

上気道でもっとも発症頻度が高い疾患は中耳炎や副鼻腔炎などの感染症、そして今や国民病とも呼ばれるアレルギー性鼻炎です。当研究分野では、「粘膜免疫」の臨床および基礎研究を行い、その病態解明と経鼻や舌下ワクチンによるこれら疾患の予防法の確立を目指しています。「粘膜免疫」は免疫学における新大陸とも呼ばれ、現在非常に注目されている領域であり、東京大学医科学研究所との交流のなかで若手研究者を育成しています。

先進治療科学専攻(博士課程)

運動機能修復学講座 遺伝子治療・再生医学分野 教授 小戝健一郎

当分野1)遺伝子治療(ウイルスベクターの開発による癌・難治性疾患の遺伝子治療)、2)再生医学(ES細胞や幹細胞による発生再生医学、増殖因子遺伝子治療法による生体内での再生医学)で、オリジナルの医学研究を進めています。厚生労働科学第3次対がん10か年総合戦略研究事業、JST大学発ベンチャー創出推進事業の研究代表者として、基礎研究から臨床化、事業化まで進めています。他学部からの修士、博士も広く受け入れていますので、この分野に興味のある方、ぜひ一緒に研究しましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

運動機能修復学講座 整形外科学分野 教授 小宮節郎

当講座では、骨・軟骨代謝、関節リウマチ、腫瘍、脊髄の分子生物学的基礎研究をはじめ、骨軟部腫瘍や関節疾患に対する臨床応用に即した研究を活発に行っております。大学院中の海外留学をはじめ、国際学会での多数の学会賞受賞など、国際的に見ても非常にレベルの高い研究が行われており、評価されています。遺伝子操作、遺伝子治療、細胞内シグナル伝達、核クロマチン蛋白などの研究に興味のある方、是非一緒に研究しましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

運動機能修復学講座 リハビリテーション医学分野 教授 下堂薗恵

1988年に国公立大学初のリハビリテーション医学講座として開設され、着実に臨床、研究、教育における実力を高めつつあります。当講座の特色は先端科学と直結した未来志向で積極的なリハビリテーション医学・医療の遂行と研究を目指していることです。脳科学 (脳の機能局在と情報処理、可塑性、神経路の再建/強化、コンピュターテクノロジー、薬理学的リハ)や分子生物学 (遺伝子転写、脳損傷後の神経栄養因子の発現)、温泉・温熱の作用の先端的研究と臨床を直結させることに努力しています。高水準のリハビリテーション治療と研究を行い、多くの新たな治療法 (促通反復療法、機能的振動刺激法、外眼筋麻痺への迷路性眼球反射を用いた促通法、機能的経頭蓋磁気刺激法、他)も提唱しています。

先進治療科学専攻(博士課程)

循環器・呼吸器病学講座 血管代謝病態解析学分野 教授 橋口照人

起伏あるロマンティック研究街道

のっぺらぼうの等尺度の時間、起伏のない平坦な道。あなたがそれを拒否して、伸縮する時間、登り下りに富んだ道を息弾ませながら歩みたいと思うなら、研究をやってみることである。Patient-oriented, Disease-oriented でも、あるいは純粋にサイエンス志向でもいい。研究は、発見や創造を目指すロマンティック街道である。連戦連敗、したたかに打ちのめされ、失意の日々。しかし、突然訪れる木漏れ陽、まぶしい陽光。そこであなたは自分固有の時間に身を任せる。それが研究である。

先進治療科学専攻(博士課程)

循環器・呼吸器病学講座 心臓血管・高血圧内科学分野 教授 大石充

循環器・呼吸器・代謝内科学分野は内科学の中の循環器学(心臓・脈管学・高血圧)、糖尿病学・内分泌代謝学、呼吸器病学・感染症学、生活習慣病、性差医学の分野の研究を行っています。中でも心エコー図法のレベルは最先端にあり、心血管インターベンション、動脈硬化・生活習慣病に関する基礎・臨床研究も盛んです。当科から国内外に発信している和温療法は、21世紀の革新的治療として力を入れています。性差医学医療の分野でも全国に先駆けた研究を行っています。

先進治療科学専攻(博士課程)

循環器・呼吸器病学講座 心臓血管・消化器外科学 教授 井本浩

 

先進治療科学専攻(博士課程)

循環器・呼吸器病学講座 呼吸器内科学分野 教授 井上博雅

呼吸器内科学では、難治性の気管支喘息、COPD、間質性肺炎、肺癌の臨床研究を行っています。また、サイトカインや脂質メディエーターの細胞内シグナル、ウイルスを用いた遺伝子治療、肺再生などの基礎研究により、重症喘息、間質性肺炎、COPDの病態解明と新規治療法の開発を目指しています。好奇心から取り掛かり、勇気をもって困難な問題に挑戦すること、そして世界的視野に立ってそれを継続することが、独創的な結果を生むと信じています。

先進治療科学専攻(博士課程)

循環器・呼吸器病学講座 呼吸器外科学分野 教授 佐藤雅美

 

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 統合分子生理学分野 教授 桑木共之

ヒトの全遺伝子配列が解明されたポストゲノム時代は機能解析の時代です。当研究分野では特に自律機能の研究をしています。循環・呼吸・体温などは全身の要求に見合うように脳神経系によって時々刻々調整されています。そのメカニズムを、遺伝子にまで遡った分子レベルから個体レベルまで、幅広く研究しています。また、感情など意識にのぼる脳機能と無意識下の自律調節との相互作用についても研究を開始しました。好奇心と熱意があれば、誰でも研究に参加できます。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 生化学・分子生物学分野 教授 小澤政之

 

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 生体情報薬理学分野 教授 宮田篤郎

当分野では、C3PO(Challenge with pleasure, passion, patience & originality)の理念の下、分子レベルの解析から動物実験に至るまでの研究手法を駆使し、未知の生体内情報伝達システムの解明から創薬を目指すことに取り組んでいます。医学、薬学、工学、理学、農学出身の大学院生が在籍する学際的研究室で、出身学部は問いません。是非チャレンジ精神と研究意欲に富み、オリジナリティーを追求し、鹿児島からオンリーワンの研究を目指す貴方の参加を待っています。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 侵襲制御学分野 教授 上村裕一

当研究分野は、麻酔蘇生学・集中治療医学・疼痛治療学を研究対象とし、臨床研究と基礎研究を行っております。臨床研究では、周術期の循環機能に関する研究(経食道エコーなど)と中枢神経機能に関する研究(非侵襲的モニター)、ショックの病態と治療に関する研究を主に行っています。基礎研究では、血管平滑筋に対する麻酔薬等の影響の研究と疼痛機序に関する研究を主に行っています。臨床での課題を解決するための臨床に即した研究を臨床と平行して行います。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 薬物動態制御学分野 教授 武田泰生

当研究分野では、DNAから個体までを扱う研究手法を駆使して‘基礎から臨床へ’を合言葉にトランスレーショナル研究を展開しています。基礎研究では脳の発生と癌転移・抗癌剤耐性化の機序について調べています。その一方で、個別化医療の実現に向け、薬剤部や診療科の先生方と共に TDM 及び遺伝子多型解析を中心とした臨床研究も行っています。いずれの研究についても着々と成果を上げており、国内外の学会や学術雑誌に発表しています。このように‘基礎から臨床へ’幅広い知識と技術を学べる当研究分野で、あなたも一緒に研究しませんか?ガッツのある学生を待っています。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 歯科応用薬理学分野 教授 佐藤友昭

当研究分野では、抗認知症(痴呆)作用のある、ペプチド、その他の薬物、または、食品の作用メカニズムの解明を中心に、更には、情動と記憶がそれぞれにどのように影響を及ぼしあうかに関する研究などを行っております。また、新しい教員の加入により、口腔領域においては、カンジダ(真菌)の抗真菌薬感受性に関する研究も始まっております。若い講座ではありますが、興味のある方は、入学をご一考下さい。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 口腔生理学分野 教授 齋藤充

当研究室は、甘味やうまみなど様々な味覚情報の処理機構を 神経生理・行動学的な解析、さらに、遺伝子レベルでの味蕾機 能の解析を進めています。最近、味覚受容に関与する Gustducin と IP3R3 の発現が口腔内部位によって異なることや、胎生期の舌と口蓋における味蕾形成、KOマウスの味覚応答解析など多方面の研究を行っています。学内の理学部、水産学部、また学部内の臨床系教室、開業医との共同研究、さらにルイジアナ州立大学、コロラド大学と共同研究も行っています。世界で評価さ れる研究を常に目指しています。味覚に興味のある諸君、是非 一緒にやりましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

生体機能制御学講座 救急・集中治療医学分野 教授 垣花泰之 

 

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 歯科生体材料学分野 教授 菊地聖史

当分野は、歯科生体材料や歯科機械に関する研究を通して歯科医療の貢献を目指すとともに、優れた歯科医師および歯科医学教育者・研究者の育成に努めています。主な研究課題は、次世代歯科CAD/CAMシステムの開発、CAD/CAM用歯科材料の評価と開発、情報技術の歯科応用、義歯床用高分子材料の改良、歯科用セメントの改良、インプラント材料の評価、口腔内組織と歯科材料の粘弾性的性質,修復用材料の光学的性質、感覚的要素による歯科材料の評価などです。先進歯科治療に資する先端機材の開発に情熱を持って取り組める大学院生を求めています。

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 咬合機能補綴学分野 教授 南弘之

今日の歯科医療では接着材料の使用が不可欠です。従来型セメントに代えて接着剤を使用することで修復物の耐用年数は飛躍的に向上します。また、接着ブリッジや臼歯部ジャケット冠のように接着システムの応用で実現した治療方法もあります。本研究室は、歯科用材料を被着体とする接着システムの開発では世界でも有数の業績を有し、さらに、種々の補綴用材料の物性や耐久性に関する研究、新規の接着材の開発行っています。いずれも、できるだけ歯を保存する治療、保存できた歯をできるだけ削らずに済む治療の開発を目的に、日常の臨床にすぐに応用可能な材料や術式の開発を心掛けています。

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 口腔顎顔面補綴学分野 教授 西村正宏

食べる、話す、容貌、気分、これらはヒトが生きていく上で重要であり、口と顎の状態が不良だと損なわれます。口腔顎顔面補綴学分野では、補綴装置の人工臓器としての条件や補綴治療と全身との関係究明ならびに客観的診断法などについての研究を行い、生物学的・工学的手法も応用し、様々な視点から口腔機能の再建というテーマに取り組んでいます。『補綴』は一般的な治療でありながら奥が深い学問です。一緒に研究しませんか?

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 歯科保存学分野 教授 西谷佳浩

当分野では臨床歯科材料学と分子歯髄生物学の2方面から研究を展開している。
前者では、形状記憶樹脂を応用した新規根管充填システムや、新規機能性修復材の開発を行い、後者では歯髄炎の病態やそれに伴う疼痛の発生を各種サイトカインや神経ペプチド等を中心とした分子レベルで解析を行っている。また、平成21年度からは口腔微生物学分野と共同で抗菌性ペプチドに関する研究を新たにスタートさせる計画である。

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 歯周病学分野 教授 野口和行

当分野では、歯周病の病因解明、新規歯周治療法の開発、新規歯周組織再生療法の 開発、歯周病と全身疾患との関連の解明、口臭予防・治療、また新規インプラント治療法の開発のなどについて、基礎的ならびに臨床的な研究を行っています。また、歯周病認定医 あるいは専門医取得のための臨床教育にも力を入れています。歯周病で悩んでいる患者さん のために、ぜひ一緒に研究しましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 顎顔面疾患制御学分野 教授 杉浦剛

当分野では、臨床研究として口腔癌や口腔粘膜疾患をはじめとするあらゆる顎顔面疾患に対して診断治療を行い、科学的に解析しています。また、口腔扁平上皮癌の浸潤転移や癌関連遺伝子に関する研究、唾液腺の再生医療に向けた研究、口腔感染症に関する分子生物学的研究などを通して新しい治療法の開発を行っています。当分野の大学院教育は口腔外科専門医の資格取得と連動しています。口腔疾患を科学的に解析しながら新しい治療技術を患者さんに届けていきませんか?

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 口腔顎顔面外科学分野 教授 中村典史

口腔顎顔面外科学分野は、科学的、論理的思考にたった口腔顎顔面領域の外科医療の実践と、その理論的背景となる口腔科学の探求を推進している。臨床専門医養成コースでは、基礎力に富んだ口腔外科専門医の育成に情熱を傾けている。主な研究内容は、口唇口蓋裂の口唇外鼻形態の形態学的研究、口蓋裂の言語機能に関する音響学的研究、口唇口蓋裂関連遺伝子に関する遺伝学的研究、口腔良性・悪性腫瘍の発育分化機構に関する基礎的研究、発音、嚥下機能に関する臨床的研究、口腔慢性疼痛成因に関する臨床的研究などで、熱意のある大学院生を求む。

先進治療科学専攻(博士課程)

顎顔面機能再建学講座 歯科麻酔全身管理学分野 教授 杉村光隆

研究では、全身麻酔中の気道管理に関する研究、歯科用局所麻酔薬の循環動態変動に関する研究、歯科治療中の全身管理に関する研究、麻酔薬が学習・記憶調節メカニズムに及ぼす作用に関する研究、小児における精神鎮静法に関する研究などを行っている。講義では、歯科麻酔学概論、歯科全身管理学、歯科全身機能管理制御演習、歯科全身機能管理制御実験、歯科麻酔全身管理学臨床演習、歯科麻酔全身管理学を開講している。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 病理学分野 教授 谷本昭英

講座名に病理学という言葉が含まれてはいませんが、臨床医学としての病理診断と病理学的視点に基づいた医学研究を行う部門です。研究に加えて医学部・大学院での教育、大学病院での病理診断業務も担当しています。腫瘍病理だけではなく、炎症病理や血管細胞生物学なども研究対象とし、形態学と生化学、分子生物学などの最新の方法論を駆使して臨床医学の発展に貢献することを目標にしています。MD、non-MDに関わらず、病理形態学に興味のある方をお待ちしています。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 放射線診断治療学分野 教授 吉浦敬

当研究分野は CT・MRI を中心とした画像診断、RIによる画像診断とがんの内照射療法、がんの放射線内外照射療法と化学放射線療法、IVRによるがんや血管病変の治療で先端的臨床研究を展開しています。最新の画像診断と放射線治療装置を駆使して患者さんのためになる臨床研究をともに推進しましよう。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 消化器・乳腺甲状腺外科学分野 教授 夏越祥次

各消化器癌(食道、胃、大腸、肝臓、胆・膵臓)および内分泌癌(乳、甲状腺)に関して、肉眼的・組織学的診断、臨床病理学的対比、微小転移や血中遊離癌細胞など基礎研究を行っています。さらに放射線、化学療法による組織学的変化、生物学的特性から治療の個別化を検討しています。臨床的には癌手術の理解、機能温存と根治性、内視鏡手術の意義と適応について検討しています。腫瘍外科に興味のある方は是非参加してください。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 泌尿器科学分野 教授 中川昌之

当分野では泌尿器癌の進展の分子機構(遺伝子プロモーター領域のメチル化 と発現機構やマイクロ RNA による遺伝子発現制御機構)や尿路感染症での耐性菌の発生機構(マイクロアレイによる遺伝子変化)について研究しています。興味のある方は 教室においで下さい。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 分子腫瘍学分野 教授 古川龍彦

抗癌剤に対する耐性腫瘍の出現は、癌の治療を行う上で大きな障害です。耐性腫瘍出現のメカニズムと耐性を克服する薬剤を開発しています。腫瘍細胞から放出される血管新生因子は癌の増殖と転移に深く関わっています。血管新生を促進する因子と阻害する因子、癌の治療に有用な血管新生阻害剤の開発、中でも血管新生酵素であるチミジンホスホリラーゼとその阻害剤について研究を行っています。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 口腔病理解析学分野 教授 仙波伊知郎

化学発癌モデルラットを用いた舌がんの発生に関連する遺伝的要因の解析、口腔前癌病変の診断と解析、頭部神経堤細胞の中胚葉分化に関連する転写因子制 御機構の解析等です。実験動物や細胞株等を用いた遺伝子解析や組 織形態学的解析の手法を修得すると共に、口腔病理専門医資格取得に関連した病理診断の研修もでき、基礎と臨床の接点で、歯科医療の総合的視点を身に付けることが出来ます。

先進治療科学専攻(博士課程)

腫瘍学講座 顎顔面放射線学分野 教授 馬嶋秀行

当研究分野では、顎顔面領域における CT、MRI および PET の3次元画像研究を行なったり、また、癌治療のための基礎研究を行なっております。さらに、ライフサイエンス分野では、酸化ストレス、ミトコンドリア障害研究から、幅広く老化、神経障害また、顎関節、歯周病、消化器病の機序解明研究を行っております。国際学会でも多数受賞してきました。是非、一緒に研究しましょう。

先進治療科学専攻(博士課程)

再生・移植医療学講座(プロジェクト講座) 臓器置換・異種移植外科学分野 教授 山田和彦

国内外における大動物(ミニブタ・サル)を用いた前臨床移植研究(Translational Transplantation Research)の中核拠点として、特に「同種移植での免疫寛容誘導方法の確立と異種臓器移植の臨床応用を目指す」ことを最終的な研究目標として掲げ、国内唯一の 組織適合性抗原確立クラウンミニブタ、遺伝子導入・Gal ノックアウトブタ(GalT-KOブタ)、霊長類を用いた前臨床移植研究に着手し、国内初となる数々の成果を挙げています(糖尿病サルへのブタ膵島の移植による2か月間の血糖制御、GalT-KOブタ-霊長類間腎移植による急性拒絶の制御、GalT-KOブタ-霊長類間異種肺移植モデルの確立)。またiPS細胞やブタ足場材料を用いた再生医療の領域での前臨床研究も推進しています。分野長の山田和彦教授は、10年以上のハーバード大学Faculty (Harvard Medical School, Surgery、准教授) 、国立循環器病センター研究所部長を歴任し、幅広いグローバルネットワークを有しています。研究体制ならびに研究成果の詳細は、当分野HPを閲覧ください。
URL:http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~xenotx/member.html

先進治療科学専攻(博士課程)

再生・移植医療学講座(プロジェクト講座) 遺伝子発現制御学分野 教授 佐藤正宏

当ラボでは、ブタ細胞の特定遺伝子部分に遺伝子改変を加えて、最終的にヒトへの異種移植に適合させた移植拒絶回避ブタの作出及び遺伝性疾患のモデルとなるブタ作出に関する研究を行っております。また、ブタ細胞に脱分化誘導処置を行い、今話題のiPSをブタ版で作製しようと試みています。遺伝子/発生工学に興味のある方、是非、当ラボに参加してみて下さい。フロンティアサイエンス研究推進センター(遺伝子発現制御系);佐藤 正宏

URL: http://www.geocities.jp/tes2dna2/

研究者総覧

先進治療科学専攻(博士課程)

再生・移植医療学講座(プロジェクト講座) 癌・再生医療学分野 教授(兼)山田和彦

がん細胞と幹細胞との密接な関連性が解明されつつあり、新たな「がん幹細胞」研究が世界中で急速に勃興してきました。当分野では、癌患者へのフィードバックを目的として、浸潤・転移・薬剤耐性など癌の特性を担う「がん幹細胞」に対する治療戦略の開発研究、腫瘍内微小環境で癌細胞を取り巻く宿主の細胞群と癌細胞との相互作用の役割について、他の分野の協力も得ながらとくに膵臓がんに焦点を当て以下の研究を行っています