マウス行動解析システム

機器主任 統合分子生理(旧1生理)桑木(内線5227)
設置場所 旧FSRC 動物実験施設4階 4054室

※赤外線motion sensor及び計測用PCは1、2、3共通なので、同時に複数種の実験は不可能です。

1.強制水泳テスト装置 SM-04FS/W(室町機械)

強制水泳テスト装置 SM-04FS/W(室町機械)

マウス4匹同時計測可能。

用途 抑鬱状態、抗うつ薬の評価など
仕様 赤外線motion sensorの出力をPCに取り込み不動時間を算出

2.尾懸垂テスト装置 MTS-001M(室町機械)

尾懸垂テスト装置 MTS-001M(室町機械)

マウス4匹同時計測可能。

用途 抑鬱状態、抗うつ薬の評価など
仕様 赤外線motion sensorの出力をPCに取り込み不動時間を算出

3.Conditioned Place Preferenceテスト装置 MCPP-001M(室町機械)

Conditioned Place Preferenceテスト装置 MCPP-001M(室町機械)

マウス2匹同時計測可能。

用途 報酬系、薬物依存性の評価など
仕様 試験箱の色・床のテクスチャーと報酬(または嫌悪)刺激との連合を予め学習させる(3日間程度)。試験当日は黒箱-白箱間を自由に移動させ、どちらの箱を好むか(滞在時間・入室回数)を赤外線motion sensorの出力をPCに取り込むことにより判定

4.コミュニケーション箱 CBX-9M(室町機械)

コミュニケーション箱 CBX-9M(室町機械)

用途 マウスに心理・社会的ストレスを与える
仕様

9つの隣接した小部屋のうち、5室の床にはグリッドがあり電気刺激を与えることが出来る。4室の床にはグリッド上に絶縁体を置き直接刺激は受けないが、隣接室のマウスから視覚・聴覚を通じて影響を受ける。

  • 電気ショック(無条件刺激)の強度・持続時間・間隔、および条件刺激(音・光)の有無の設定が可能。
  • ストレスの影響評価は実験目的に合わせて別途行う。小部屋に再度入れて恐怖学習による不動時間を計測することも可能。