研究者の方

アナログデジタル変換装置ADInstruments社 PowerLab 16/35

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脳波・心電図などの生体信号をパソコンに取り込んで解析する為のA/D変換器です。
附属パソコンには解析ソフトLab Chart v.8 proをインストール済みです。

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 貸出し

パッチクランプ装置Axopatch, Heca社製アンプ、等

用途の異なる合計3台のパッチクランプ装置があります。
登録者のみ使用可能です。登録、問い合わせは機器主任まで。

 

  

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 共同利用研究棟2階 第2共通実験室

蛍光イメージングシステムCSU-X1-M1(横川電機)

横川電機製の高速共焦点システムを装備し、最速360フレーム/sec(128×128)で画像を取り込みます。
生きた細胞のCaイオン濃度の変化を高速で測定することができます。

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 第7細胞培養室(5010)

マイクロプレートリーダー Infinite M200(TECAN)

フィルター式ではないため自由に波長を選択して測定することが可能です。

吸光測定 Absorbance 波長230nm〜1000nm
蛍光測定 Fluorescence 波長230nm〜1000nm
温度設定 有(室温+5℃〜42℃)
撹拌設定
インジェクター 有(チャンネル数1)
機器主任 上田技官(内線5462)
設置場所 第7細胞培養室(5010)

マウスの行動テストバッテリー

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)                                                
設置場所 ①~⑤
設置場所 ⑥~⑪
動物実験施設5階 5041室
動物実験施設5階 5042室

11種類のマウス行動解析機器を用いて、疾患モデルマウス等の網羅的な行動・表現型解析が可能です(個別の行動解析も可能です)。実験にまつわる全て(プランニング、操作方法指導、実験の一部代行、データ集計・図表作成指導、論文執筆含む)において支援します。詳細は技術指導員の城山まで(内線 5426;email,このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。)。

 

   

               設置場所①~⑤               設置場所⑥~⑪

 

  

               ②Open Field                    ⑥EPM

動物実験施設5階 5041室(①~⑤)
①Wire Hang(小原医科産業)
用途  体力・筋力測定
仕様  ボックス上部にある10㎝四方の金網にマウスを置き、反転させる。マウスが落下するまでの時間を計測する。金網のピッチ、太さは3種類あり、マウスの状況に応じて交換可能(ピッチが粗く太い方が、掴まるのが難しい)。
②Open Field(小原医科産業)
用途 自発運動量測定、不安様行動の測定
仕様 50㎝四方のフィールド内の自発運動量および赤外線ビームによる立ち上がり量を測定する。専用の照明によりフィールド内の照度を任意に調整可能。一定のアルゴリズムによる解析にて回転運動のカウントが可能。またフィールド内に一定のオブジェクトを置いて動画をエキスポートし、解析することにより、新規物体認識テストも可能。
③明暗往来テスト(小原医科産業)
用途 不安様行動の測定
仕様 LED照明による明るい箱と暗い箱が小さな通路で接続されており、それぞれの滞在時間・運動量を解析可能。不安傾向の高いマウスでは暗い箱の滞在比率が上昇する。明るい箱内の照度を任意に調整可能。
④驚愕反射・プレパルス抑制(San Diego Instruments)
用途  驚愕反射・プレパルス抑制の測定
仕様 防音箱内のシリンダーにマウスをセットする。定期的に大きな音が鳴り、それに対する反射(驚愕反射)の力量(加速度)を測定する。また、大きな音の直前(およそ100ms前)に、小さな音を与えると驚愕反射が減少することが知られる。これをプレパルス抑制と呼び、統合失調症等の精神疾患では減弱することが知られる。2匹同時に計測可能。
Tail Flick(Ugo Basile)
用途  熱感覚の測定
仕様 マウスを測定装置に固定し、黒い点にマウスの尾を置く。スタートスイッチを押すと赤外線が照射されるが、マウスがそれを感じて尾を振るまでの時間を0.1秒単位で測定する。

 

動物実験施設5階 5042室(⑥~⑪)
Elevated Plus Maze(小原医科産業)
用途 不安様行動の測定
仕様 壁のあるアームと壁の無いアームが対になった十字状の迷路にマウスを置き探索させ、滞在比率を測定する。不安傾向の高いマウスは壁のあるアームへの滞在比率が上昇する。
⑦Beam Test(小原医科産業)
用途 協調運動能力の測定
仕様 一定の太さの一本橋の対岸に黒い箱が設置されている。黒い箱の中で慣れされた後に、マウスを一本橋の端におく。渡る最中のマウスが足をスリップさせる数をカウントし、それを通じて強調運動能力を測定する
Y-maze Test(小原医科産業)
用途 不安様行動の測定
仕様 3方放射の迷路上でマウスを自由探索させる。 通常は3つのアームを交互に訪れる(アームA→アームC→アームBの様に)が、作業記憶に障害があると直前もしくは一回前に訪れたアームへも頻繁に訪れる様になる(アームA→アームC→アームA、もしくはアームA→アームAの様に)。
モリス水迷路 Test(小原医科産業)
用途 空間記憶の測定
仕様 円形(直径1センチ)のプールの一部に、水深1センチのプラットフォームが設置されている(マウスには見えない)。このプラットフォーム上ならマウスは泳がずに休むことができる。このプール内にマウスを泳がせ、プラットフォームの場所を、周囲の景色を手掛かりに学習する。
Tail Suspension/ Forced Swim(小原医科産業)
用途 うつ様行動の測定
仕様 Tail Suspension Testの場合、うつ傾向の高いマウスは無動時間が長くなる。装置を90℃回転させると、Forced Swimの解析が可能である。
Hot Plate
用途 熱感覚の測定
仕様 50~55℃のプレートにマウスを置き、マウスが熱を感じて後ろ足を舐める、ジャンプするまでの潜時を計測する。このPlateは⑨モリス水迷路実験時にも、濡れたマウスのケージを加温するために使用。

※ ⑥~⑩は共通のスペース若しくは共通の制御PCを使用しているため並行使用は不可。 


マウス行動解析システム

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 旧FSRC 動物実験施設4階 4054室

※赤外線motion sensor及び計測用PCは1、2、3共通なので、同時に複数種の実験は不可能です。

1.強制水泳テスト装置 SM-04FS/W(室町機械)

マウス4匹同時計測可能。

用途 抑鬱状態、抗うつ薬の評価など
仕様 赤外線motion sensorの出力をPCに取り込み不動時間を算出

2.尾懸垂テスト装置 MTS-001M(室町機械)

マウス4匹同時計測可能。

用途 抑鬱状態、抗うつ薬の評価など
仕様 赤外線motion sensorの出力をPCに取り込み不動時間を算出

3.Conditioned Place Preferenceテスト装置 MCPP-001M(室町機械)

マウス2匹同時計測可能。

用途 報酬系、薬物依存性の評価など
仕様 試験箱の色・床のテクスチャーと報酬(または嫌悪)刺激との連合を予め学習させる(3日間程度)。試験当日は黒箱-白箱間を自由に移動させ、どちらの箱を好むか(滞在時間・入室回数)を赤外線motion sensorの出力をPCに取り込むことにより判定

4.コミュニケーション箱 CBX-9M(室町機械)

用途 マウスに心理・社会的ストレスを与える
仕様

9つの隣接した小部屋のうち、5室の床にはグリッドがあり電気刺激を与えることが出来る。4室の床にはグリッド上に絶縁体を置き直接刺激は受けないが、隣接室のマウスから視覚・聴覚を通じて影響を受ける。

  • 電気ショック(無条件刺激)の強度・持続時間・間隔、および条件刺激(音・光)の有無の設定が可能。
  • ストレスの影響評価は実験目的に合わせて別途行う。小部屋に再度入れて恐怖学習による不動時間を計測することも可能。

マウス行動解析システム

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 旧FSRC 動物実験施設4階 4061室
5.代謝解析装置 オキシマックス(米国コロンバス社)

マウス8匹同時計測可能。

用途 酸素消費量、二酸化炭素産出量等の測定による代謝状態の評価と、それを基にしたサーカディアンリズムの評価
仕様 酸素センサー分解能0.002%
CO2センサー分解能0.002%
呼吸商、消費熱量も計算可能

脳定位固定装置および注入装置 Stoelting Stereotaxic & Kd Scientific Legato 130 Injector assembled by 室町機械

マウス脳内局所に薬液等を微量注入するための装置です。
インジェクターの代わりにドリルを固定することも可能です。

機器主任 神経筋生理 田川(内線5234)
設置場所 動物実験施設5階動物処置室(5010室)
※動物処置室の使用に際しては動物実験施設の規則に従って下さい

 

鹿児島大学
医学部
鹿児島大学歯学部
鹿児島大学病院
新ニーズに対応する九州がんプロ養成プラン
附属施設等