研究論文著者のガイドライン
平成20年1月
医歯学総合研究科におけるAuthorshipのガイドライン
論文等(以下「論文」という。)の著者として、以下の3条件を満たすことが求められる。
- 論文にまとめた研究の着想や計画立案、実験データの収集、解析、解釈に関して実質的に十分なる貢献をなすこと。
- 重要な学術的意義を持たせるべく論文の起稿に関与し、科学的に厳正な校閲を行うこと。
- 論文として雑誌に掲載することに対して最終的な決断を行い、責任を負うこと。
従って論文の共著者たる者は、筆頭著者及びcorresponding authorと当該論文全般にわたって責任を共有するものであるべきです。単なる研究の補助、実験に必要とする試薬や試料の提供、論文の校正など、当該研究に実質的に従事しなかった者は、共著者ではなく、謝辞の項目に含まれるべきです。Corresponding authorは論文を投稿する際に、すべての著者の了解のもとに代表して、当該論文の原著性、真実性、信頼性に対する一切の責任を負います。