当講座は、1981年の開設以来、口唇裂口蓋裂の一貫治療の実践と研究を中心に発展してきた。現在は、口唇裂口蓋裂に関する臨床的ならびに基礎的研究を中心に、口蓋裂術後の瘢痕防止に向けた新規被覆剤の開発など他施設と共同研究を進めている。また、顎変形症の顔面形状の三次元解析と手術シミュレーションへの応用、口腔がんの転移制御機構の解明、歯原性腫瘍・嚢胞の病態解析などの基礎研究活動を展開している。さらに、アジア・アフリカの発展途上国における口唇口蓋裂医療の普及、ならびに人材育成を行っている。
研究室概要
部局 | 大学院医歯学総合研究科 | Graduate School of Medical and Dental Sciences |
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専攻 | 先進治療科学専攻 | Advanced Therapeutics Course |
大講座 | 顎顔面機能再建学講座 | Field of Oral and Maxillofacial Rehabilitation |
分野 | 口腔顎顔面外科学分野 | Oral and Maxillofacial Surgery |
分野サイト | http://w3.hal.kagoshima-u.ac.jp/dental/Omfs2/index.html |
連絡先
TEL.099-275-6242 / FAX.099-275-6248
主要研究テーマ
口唇口蓋裂に関する臨床的ならびに基礎的研究 | Clinical and basic study on cleft lip and palate |
歯原性上皮細胞の感染防御機構の研究 | Study on infection defensing mechanism of odontogenic epithelium |
口腔悪性腫瘍の臨床的、基礎的研究 | Clinical and vbasic study on oral cancer |
歯原性腫瘍の発育様相に関する実験的研究 | Experimental study on growth characteristics of odontogenic tumor |
顎変形症の診断と治療に関する研究 | Study on diagnosis and treatment of jaw deformity |
口腔慢性疼痛成因に関する研究 | Study of pathogenesis of chronic oral pain |
スタッフ
教授
氏名 | 中村典史 Norifumi NAKAMURA |
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専門分野 | 口腔顎顔面外科学、顎顔面発生異常学 |
研究テーマ | ・口唇裂口蓋裂の包括的医療の確立 ・口蓋裂言語異常の病態解析と治療法の体系化 ・歯原性腫瘍、顎骨嚢胞の発育様相の分子生物学的特性の解析 ・発展途上国における口唇裂口蓋裂医療の普及 |
准教授
氏名 | 野添悦郎 Etsuro NOZOE |
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専門分野 | 口腔外科学、顎変形症 |
研究テーマ | ・顎顔面の三次元形態分析 ・下顎智歯2回法抜歯に関する研究 |
講師
氏名 | 石畑清秀 Kiyohide ISHIHATA |
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専門分野 | 口腔外科,顎変形症 |
研究テーマ | ・顔面非対称患者顔面の三次元形態分析 ・口腔外科領域患者のエンドトキシン活性値分析 ・歯原性上皮細胞の感染防御メカニズム解明に関する研究 |
助教
氏名 | 大河内孝子 Takako OKAWACH |
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専門分野 | 口腔外科、口唇口蓋裂 |
研究テーマ | ・顎顔面の三次元分析 ・口唇口蓋裂 |
助教
氏名 | 石畑清秀 Kiyohide ISHIHATA |
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専門分野 | 口腔外科,顎変形症 |
研究テーマ | ・顔面非対称患者顔面の三次元形態分析 ・口腔外科領域患者のエンドトキシン活性値分析 ・歯原性上皮細胞の感染防御メカニズム解明に関する研究 |
助教
氏名 | 石田喬之 Takayuki ISHIDA |
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専門分野 | 口腔外科一般、口腔癌 |
研究テーマ | ・口腔癌の転移診断 ・口腔癌の転移機序の解明 |
助教
氏名 | 岐部俊郎 Toshiro KIBE |
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専門分野 | 口腔外科、口唇口蓋裂 |
研究テーマ | ・瘢痕拘縮を起こさない創傷治癒について ・口唇口蓋裂患者に対する早期サポート |
助教
氏名 | 久米健一 Kenichi KUME |
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専門分野 | 口腔癌 |
研究テーマ | ・口腔癌における転移機構の解明 |
助教
氏名 | 鈴木甫 Hajime SUZUKI |
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専門分野 | 口腔心身症、慢性疼痛 |
研究テーマ | ・口腔慢性痛の客観的診断マーカーに関する研究 ・歯髄幹細胞を用いた疾病治療への応用に関する研究 |
助教
氏名 | 手塚征宏 Masahiro TEZUKA |
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専門分野 | 口唇口蓋裂、言語障害 |
研究テーマ | ・口蓋裂術後の言語障害の成因および治療について ・音声可視化システムを用いた言語治療の確立について |
共同開発・研究
- 独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)と瘢痕拘縮を防ぐ新規創被覆材の開発と実用化に向けての研究協力体制を築き、瘢痕抑制可能な創傷被覆材の開発を進めています。
産学連携
中村典史、大河内孝子、岐部俊郎
治験
- 「骨再生誘導材tOCP/Colの多施設共同単一群試験」 東洋紡株式会社 2015年7月~
主な研究費取得状況
石田喬之
事業・種目 / 期間 | 科研基盤研究(C)研究代表 / 2014~2016年度 |
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研究 | 口腔癌の浸潤・転移におけるがん幹細胞マーカーの発現と役割 |
石畑清秀
事業・種目 / 期間 | 科研基盤研究(C)研究代表 / 2013~2015年度 |
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研究 | 歯性感染症病変形成時の上皮発現における上皮-間葉移行(EMT)の関与に関する研究 |
岐部俊郎
事業・種目 / 期間 | 科研基盤研究(C)研究代表 / 2013~2015年度 |
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研究 | 口蓋裂術後の瘢痕拘縮分子メカニズムの解明と新規創傷被覆材開発への展開 |