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先端的がん医療コース(博士課程)


教育プログラム・
コース名
先端的がん医療コース      
対象者 医歯学総合研究科博士課程大学院生      
修業年限(期間) 4年      
養成すべき人材像 がん医療における分子生物学的成果に基づいた個別医療の基礎ならびに臨床応用を習得し、かつ薬物療法を中心とした集学的がん医療の中でそれを実践し得る専門医療人を養成する。
修了要件・履修方法 大学院修了要件と同様の単位修得を課す。学位論文を作成、発表し、審査を受ける。一定期間、本コースが指定するカンファレンスや研究・医療機関での実習を課す。    
履修科目等 本コースが指定する科目の中から、共通コア科目6単位、共通先端科目2単位、専門基礎科目6単位、演習と実験から16単位以上が必要である。実習として本コースが指定する薬物療法等のカンファレンスや個別医療に関する研究・医療機関での経験を課す。
教育内容の特色等
(新規性・独創性等)
がんに特化した大学院教育の中で高度な研究遂行能力や診療能力を育成する。合わせて個別医療の実践に必要な実習を他施設医療機関と連携を組んで教育する。
指導体制 臨床腫瘍学講座:上野 真一、鈴木 紳介
分子腫瘍学講座:古川 龍彦
鹿児島大学病院臨床研究管理センター:井戸 章雄、武田 泰生
教育プログラム・
コース修了者の
キャリアパス構想 
鹿児島大学病院でのがん個別医療の実践に関わった後、地域基幹病院でも個別医療実現の中心的役割を果たすことが期待される。
受入開始時期  平成29年10月(予定)
受入人数  対象者  H29年度  H30年度  H31年度  H32年度  H33年度  計
 大学院生  1 2  2  2 


包括的地域がん医療コース(博士課程)


教育プログラム・
コース名
包括的地域がん医療コース      
対象者 医歯学総合研究科博士課程大学院生      
修業年限(期間) 4年      
養成すべき人材像 がん患者のさまざまなライフステージにおける全人的苦痛を理解し、より患者と地域に即した多職種によるチーム医療を実践し得る専門医療人を養成する。
修了要件・履修方法 大学院修了要件と同様の単位修得を課す。学位論文を作成、発表し、審査を受ける。一定期間、本コースが指定する集学的がん治療カンファレンス、ならびに緩和ケア実習または在宅医療の経験を課す。
履修科目等 本コースが指定する科目の中から、共通コア科目6単位、共通先端科目2単位、専門基礎科目6単位、演習と実験から16単位以上が必要である。また、本コースが指定する化学療法カンファレンス、キャンサーボード、また、緩和ケアチームまたは在宅医療機関での実習を課す。
教育内容の特色等
(新規性・独創性等)
がんに特化した大学院教育の中で高度な研究遂行能力や診療能力を育成する。合わせて他医療機関や患者会、またハローワークなどと連携を組んで、各ライフステージに応じた苦痛軽減や社会復帰への理解を図る。
指導体制 臨床腫瘍学講座:上野 真一、鈴木 紳介
鹿児島大学病院病院長:夏越 次
鹿児島大学病院緩和ケアセンター
教育プログラム・
コース修了者の
キャリアパス構想 
地域がん診療拠点病院やがん患者に関わる在宅医療等におけるチーム医療リーダーとなることが期待される。
 受入開始時期  平成29年10月(予定)
受入人数  対象者  H29年度  H30年度  H31年度  H32年度  H33年度  計
 大学院生  1 2  2  2 


放射線看護専門コース(博士前期課程)


教育プログラム・
コース名
放射線看護専門コース      
対象者 保健学研究科博士前期課程大学院生  
修業年限(期間) 2年      
養成すべき人材像 壮年期女性の甲状腺がんは好発し、甲状腺分化癌に対して行われるI-131内用療法は閉鎖されたRI室で行われ、非常に特殊であり、高度実践ができる看護師が求められる。そのような医用放射線利用に伴う高度な看護援助ができるのが、放射線看護専門コース修了の看護師である。そして、緩和ケアのステージにある有痛性の骨転移の疼痛緩和治療としてのストロンチウム-89内用療法、本学で行われている難治性褐色細胞腫のI-131-MIBG内照射療法におけるケアの高度実践も同様に提供できる。 他にも各ライフステージにおいて、がん再発における早期発見のためのRI・PET・CT診断検査時の患者のケアを行う看護師への放射線防護の知識を基盤とした支援ができること、または、がん治療における血管造影・IVR時のがん患者の介助を行う看護師への放射線防護の知識を基盤とした支援ができることが養成する人材像である。
修了要件・履修方法 博士前期課程 放射線看護専門コース:日本看護系大学協議会高度実践看護師教育課程基準に示された38単位および課題研究4単位を履修する。
履修科目等 共通科目A(看護教育・コンサルテーション論、看護学研究方法論、看護倫理、看護管理論、看護政策論)共通科目B(臨床薬理学、フィジカルアセスメント、病態生理学特論)の計14単位以上を履修する。専門科目として、基礎放射線学、被ばく医療・放射線防護学特論、臨床放射線医学、放射線診療看護学特論T・U、放射線看護専門実践特論、被ばく医療看護論T・U、放射線看護学初期実習、放射線看護学実習T・U・Vを履修する。
教育内容の特色等
(新規性・独創性等)
がん看護専門看護師は、その専攻分野の教育内容から専門は広いものがある。しかしながら、放射線看護の専門看護師は、医用放射線利用に伴う高度な看護援助ができることをサブスペシャリティとしており、特に、患者は希少ではあるが、放射性同位元素内用療法における高度実践看護ができることは重要な役割であり、特徴である。また、放射線看護の専門看護師の教育課程を実施しているのは、弘前大学、長崎大学、鹿児島大学の三大学のみである。そのため三大学は互いの強みを活かし、連携・補完し、教育にあたっている。今回、がんプロ養成プランによって放射性同位元素内用療法、緩和ケアの重点的取り組みを実施することは新規性があり、独創性がある。また、このプランに参画することにより、がん看護専門看護師と協働することで、相互の専門性の理解を深めることにつながり、連携・補完することになれば、期待される成果は大きいものと考える。
指導体制 指導教員は、松成が担当し、放射性同位元素内用療法、緩和ケアを強化する。上記履修科目は保健学研究科の担当教員18名、学内非常勤講師10名、学外非常勤講師4名により、講義が行われる。実習等は、福島県立医科大学附属病院のがん専門看護師に専門看護師役割実習を依頼している、本学での実習は、がん専門看護師(落合美智子氏)に依頼している。
教育プログラム・
コース修了者の
キャリアパス構想 
本コース修了後、専門領域の研修実績により、平成32年には放射線看護の専門看護師として看護協会の認定試験受験予定である。
 受入開始時期  平成30年4月
受入人数  対象者  H29年度  H30年度  H31年度  H32年度  H33年度  計
 大学院生

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