医療分野の研究開発においては、規制に準じた非臨床・臨床開発、承認というゴールを見据えた一貫した研究マネジメント、各段階での専門知見に基づく研究支援の必要性など、高度の専門性が要求されます。また本分野は、グローバルな競争が必要で、その一方で研究成果の社会還元の波及効果も極めて大きいという、学術的・社会的にも重要な研究領域の一つです。よって、2015年に「国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)」が設立されるなど、本邦全体の取り組みや制度も、この数年で大きな変革がなされました。
このような時代の要請に対応すべく、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科に、「本研究科の基礎研究で創出される創薬・医療機器・再生医療等製品等のシーズを、実用化(産業化)まで切れ目なく研究開発を進める」ことを目的とした、「南九州先端医療開発センター」を平成30年4月に新設しました。
今回、センター開設を記念して、「本学発の革新医療シーズの実用化を目指して」というテーマで、南九州先端医療開発センターキックオフシンポジウムを開催いたします。第一部では「本邦での革新医療の開発の推進」として、本邦で本分野を牽引されているAMED・井本昌克先生、九州大学・中西洋一教授、京都大学・清水章教授にご講演いただきます。また第二部では「本学発の革新医療シーズの研究・臨床開発」として、本学の小戝健一郎教授、井戸章雄教授が講演を行います。
【日時】平成31年1月15日(火)13:00~17:00
【場所】鹿児島大学医学部鶴陵会館(鹿児島市桜ヶ丘8丁目35-1)
【対象】国内外の大学・教育研究機関、自治体、企業、報道機関、本学の教職員・学生・関係者など
【内容】上記ならびに別紙ポスターのとおり
【お申込み・詳細はこちら】http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~skc-imda/kickoff-symposium/
【その他】ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 シンポジウムへの参加は、なるべく事前登録申し込みをご利用ください(満席の際は、事前登録された方を優先させて頂きます)。