医師向け
貴島 孝 医師
鹿児島大学・僻地・離島医療専門医療人養成コース 平成28年度修了者
現職 鹿児島大学病院・消化器外科医(留学中)
私は平成28年度に、鹿児島大学の「がんプロコース」を修了しました。消化器外科医として働く上で、癌の患者さんの手術、治療を行うことが多くなりました。また、Cancer boardなどにて他科の癌症例を学ぶ機会も増え、もっと深く癌について学びたいと思うようになりました。がんプロでは自分の専門以外の癌の治療法や最新のTopicについて学ぶ機会が多々あります。また、自分の専門以外の医師、薬剤師、看護師とDiscussionをする場があり、多職種の方との交流を持つことはチーム医療を行う上で大変役に立ちました。
現在、私はアメリカのペンシルベニア大学に基礎研究者として留学しています。研究テーマは「食道上皮におけるミトコンドリア異常について」と、「食道癌の三次元培養について」です。ペンシルベニア大学には世界中から多くの研究者が集まり、基礎医学に対する新たな知見を得るため多くのDiscussion、Lectureがあります。基礎研究はとても時間がかかり、うまく結果が出ないことも多々ありますが、この研究の中で少しでも新たな発癌機序の解明、新たな創薬につながるヒントがないか、日々悪戦苦闘しながら研究を進めています。
今後は残りの留学期間に自分の研究テーマを進め、少しでも癌領域における基礎研究へ貢献できるよう努力していきます。また、日本への帰国後は、癌の治療に取り組んでいきたいと考えています。
(2018(平成30)年9月掲載)
田辺 寛 医師
鹿児島大学・僻地・離島医療専門医療人養成コース 平成29年度修了者
現職 鹿児島大学病院・消化器外科医
私は平成29年度に、鹿児島大学の「僻地・離島医療専門医療人養成コース」を修了しました。
私は、消化器外科医として鹿児島大学病院や地方の拠点病院で外科業務に従事していました。特に消化器分野において癌患者の診断・手術・化学療法・緩和医療に携わりながら、癌というものの難解さ、不思議さに漠然とした興味を抱いていました。当医局の勧めもあり、本コースに入学するチャンスを得て、癌の学習・研究、癌治療の学習に没頭しました。分子腫瘍学、消化器癌、婦人科や血液内科、小児科、整形外科などの消化器分野以外の癌に関して、様々な角度から癌を体系的に学ぶことができました。発癌から浸潤・転移にいたる分子生物学的なメカニズム、消化器癌以外の癌種に対する知識なども学び、入学前にはなかった視点で癌を捉えられるようになりました。
現在、私は鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科で特に下部消化管の診療に携わっています。今後は、臨床でぶつかる難題や疑問を研究で答えを探していくこと、また消化器癌以外の癌については我々にできることを他科と連携して治療に取り組みたいと考えています。
(2018(平成30)年9月掲載)
前田 真一 医師
九州がんプロフェッショナル養成プラン「がん治療認定医養成インテンシブコース」平成19年度修了者
鹿児島大学大学院腫瘍制御学・消化器外科学(旧第一外科)
私は、鹿児島大学大学院腫瘍制御学・消化器外科学(旧第一外科)に所属しています。今回、九州がんプロフェッショナル養成プランのなかの鹿児島大学でのがん治療認定医養成インテンシブコースを受講・修了させていただきました(2007(平成19)年9月~12月)。
- がんプロフェッショナル養成プラン がん治療認定医養成インテンシブコースで学んだ内容は、総論的な内容に関しては、がん細胞の特性・薬剤耐性について、各論的な内容に関しては、消化器外科、整形外科、小児科、血液内科、泌尿器科、婦人科領域、のがんについて学びました。
- 受講して役立ったことは、やはり2008年1月14日におこなわれた、日本がん治療認定医機構のがん治療認定医試験に合格でき、がん治療認定医として認定されたことです。講義に出席したことにより、自分の専門外領域(消化器外科以外)のがんに関しても、すっとはいりこみやすくなり、また各講義ではポイントがしぼられていたので、非常に理解がしやすくなりました。講座を受講することが、がん治療認定医試験合格への近道なのでは、と思いました。
- 自分の場合は、学位は既に取得しておりますので、臨床腫瘍専門医養成コースの博士課程に関しては、対象外になってしまいますが、今後、大学院の博士課程にすすまれる方にとっては、臨床腫瘍専門医と学位を同時に、取得することができる、(臨床修練と研究を並行して)このコースは非常に魅力的にうつりました。
今後、自分は、消化器外科専門医、がん治療認定医、として、消化器がんの臨床および研究に邁進していきたいと、考えております。
(2018(平成30)年9月掲載)
薬剤師向け
岡﨑 直樹 薬剤師
がん専門薬剤師養成コース
いまきいれ総合病院 薬剤師
私は、2020(令和2)年度に鹿児島大学の九州がんプロインテンシブコース「がん専門薬剤師養成コース」を修了しました。
私は当時からがん・緩和治療に関わる業務に取り組んでおり、「外来がん治療認定薬剤師」の取得を目指していました。資格取得に必要な知識を取得し、当院では学べないがん化学療法に関する研修を行うため、本コースに入学しました。本コースでは、eラーニングによる講義でがんに関する深い知識を得られた事はもちろん、鹿児島大学病院での研修で、レジメン管理、抗がん剤の調製、レジメン審査カンファレンスや外来化学療法室でのカンファレンスへの参加で多職種との連携についても学ぶ事が出来ました。
私は、2023(令和5)年度に「外来がん治療認定薬剤師」の資格を取得しました。その際の学習や症例提出に、本コースのeラーニングや研修は大変参考になりました。がん・緩和関連の資格取得を考えていらっしゃる方は、是非本コースを受講する事をお勧め致します。
現在、私はがん・緩和領域に関して積極的に患者さんと関わるように努めています。また、後輩薬剤師からの疑問点などに、本コースで学んだ事を活かしながら、エビデンスをもって答えられるようにしています。 現在「緩和薬物療法認定薬剤師」「がん専門薬剤師」の資格取得を目指して、鹿児島大学病院で研修させて頂いています。患者さんに寄り添い、頼りにされる薬剤師を目指し、さらに精進していきたいと思います。
野沢 遊快 薬剤師
がん専門薬剤師養成コース
川内市医師会立市民病院・薬剤部
私は、令和2年度に、鹿児島大学の「がん専門薬剤師養成コース」を修了しました。
私は、入職初年度よりがん患者に関わる診療科を担当する事になり、がんに関する知識が未熟であったため、本コースに入学しました。鹿児島大学病院は当院では診ることのない様々な癌種の患者がおり、どういうレジメンが登録されているのかなどを学ぶ事ができました。また、エキスパートパネルに参加させていただき、どういう協議をしているのか、薬剤師の関わり方を学ぶ事ができました。
私はがんプロを通じて、よりがんについての知識を習得し、患者さんや他職種の役に立ちたいという思いが強くなり、令和5年度に「外来がん治療認定薬剤師」の資格を取得しました。本資格はがん患者に関する症例の提出が必要となります。症例では「根拠に基づいた介入ができているか」が最も重要になるため、医師等に提案をする際は必ず根拠となる資料を添付した上で提案する事を心がけていました。資格取得後はこれまで同様、外来化学療法患者の副作用確認や処方提案に携わっていますが、資格を取得した事で、他職種からの問い合わせ等が増えたように感じます。より責任感を持って日々の業務に取り組んでいきたいと思います。 今後は、「がん専門薬剤師」の取得を目指していきたいと考えています。
池田 龍二 薬剤師
九州がんプロフェッショナル養成プラン がん専門薬剤師養成インテンシブコースを修了して
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 薬剤部 主任
私は、鹿児島大学大学院腫瘍制御学・消化器外科学(旧第一外科)に所属しています。今回、九州がんプロフェッショ平成19年10月から平成20年1月の期間に、がんプロフェショナル養成プラン「がん専門薬剤師養成インテンシブコース」を受講いたしました。本講座の講義では、消化器外科、血液内科、泌尿器科、および婦人科の各領域におけるがんの特徴、診断、治療等についての歴史的背景から現在の問題点まで含め、臨床の最前線でご活躍の先生方による講義が行なわれました。また、「がん細胞の特性・薬剤耐性」といった分子レベルの講義時間も設けられており、がん化のメカニズムから抗がん剤耐性機構まで幅広く学習できました。
さらに、現在抱えている現場での問題点を討論する時間もあり、私が現在行なっている抗がん剤耐性機序関する研究にも大いに参考になりました。本講座を受講することによって、がん医療に関わる高度な知識を習得することができ、今後のがん化学療法に生かしていきたいと思っております。
牛山 美奈 薬剤師
九州がんプロフェッショナル養成プラン がん専門薬剤師養成インテンシブコースを修了して
鹿児島大学病院薬剤部
がんに対する高度で専門的治療を提供するためには、専門性の高いチーム医療の実践が必須であり、医師、看護師とともに医療チームの一員として薬剤師は、薬剤の払い出し・調製だけでなく、各がん種の標準的治療に精通し、医師から提出された処方の適格性を評価することが求められています。本講座では、当院において最前線で基礎的および臨床的がん治療に取り組まれている医師の講義により、がんの疫学、診断、病期分類、標準的治療および最新の知見について体系的に学ぶことが出来、がん専門薬剤師認定試験の受験の際には大変参考になりました。また、がんに関する分子生物学の分野もがん専門薬剤師認定試験の出題範囲となっており、分子生物学は勉強する機会が少ない中、本講座の講義により分子生物学についても詳しく学ぶことが出来、これまで以上にがん化学療法に対する深い理解を得ることができました。
本講座の受講で得られた知見を今後のがん治療に生かし、安全で効果的ながん治療に貢献したいと考えています。
